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報告書

NMTC/JAERIを用いたはじき出し損傷断面積及びDPA計算

伊賀 公紀*; 高田 弘; 池田 裕二郎

JAERI-Tech 99-023, 32 Pages, 1999/03

JAERI-Tech-99-023.pdf:1.22MB

核子・中間子輸送コードNMTC/JAERIにLindhard-Robinsonモデルに基づくはじき出し損傷断面積計算機能を追加した。はじき出し損傷断面積を正確に評価するため、核子-原子核断面積の950MeV以上への拡張、弾性散乱角度分布の修正を同時に行った。機能拡張したNMTC/JAERIコードを用いてCr,Fe,Ni及びSUS316のはじき出し損傷断面積を計算した結果、弾性散乱によるはじき出し損傷断面積の計算値が20MeVでJENDL PKAファイルの値と滑らかに接続することが確認できた。これらの値を用いて、1.5GeV、5MW陽子入射の核破砕水銀ターゲットのビーム入射窓及びターゲット容器におけるDPAを評価した。本研究で得られたDPA値とは、他の機関の核破砕中性子源設計における結果とおおむね同じ値であることがわかった。

論文

Development of a triple beam irradiation facility

浜田 省三; 三輪 幸夫; 八巻 大樹; 片野 吉男; 中沢 哲也; 野田 健治

Journal of Nuclear Materials, 258-263, p.383 - 387, 1998/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:79.15(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉の照射環境を模擬した照射実験を行い、材料の微細組織変化に及ぼす同時照射効果を明らかにする。このために、材料研究部で設計・開発し、製作した後、高崎研の複合ビーム棟に設置したトリプルビーム照射実験装置について、その性質、仕様、特徴ならびにこの装置を用いて得られた成果の一部について報告する。

論文

X-ray rocking curve study of the strain profile formed by MeV ion implantation into(111)silicon wafers

栗林 勝*; 富満 広; 侘美 克彦*; 井上 哲*; 石田 興太郎*; 相澤 一也; 岡安 悟; 富田 博文*; 数又 幸生*; Y.C.Jiang*; et al.

Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 36(12A), p.7296 - 7301, 1997/12

 被引用回数:6 パーセンタイル:36.78(Physics, Applied)

高エネルギー(80~230MeV)の重イオン(Ni,Cu,Au)を、(111)表面を有するSi単結晶板に打込み(1~50$$times$$10$$^{13}$$/cm$$^{2}$$)、結晶中に生じた照射損傷を、X線回折(三結晶法)で観察した。解析は動力学的理論で行い、結晶中の歪み分布を決定した。その結果、結晶表面付近には損傷がなく、深い部分にだけ歪みが生じること、その分布は、「イオン停止位置」(Stopping Powerによる計算)ではなく、むしろ「はじき出し損傷率分布」に近いこと、照射量と歪み分布の大きさが比例すること、等が明らかになった。なお、照射は原研タンデム加速器で、X線回折はKEKのPF等で行った。

論文

イオンビームによる放射線高度利用研究,IV.3, 核融合炉用金属・無機材料

野田 健治; 浜田 省三

原子力工業, 40(2), p.33 - 34, 1994/00

核融合炉材料はその使用環境下で14MeVまでの高エネルギー中性子に曝され、大きなはじき出し損傷を受けるとともに、水素(トリチウムを含む)及びヘリウムが導入される。これらの重畳作用により核融合炉材料の顕著な特性変化や耐久性劣化が生ずることが予想されており、核融合炉開発に向けて、耐放射線性の高い材料の開発が求められている。材料開発のためには、高エネルギー中性子照射試験施設が不可欠であるが、そのような施設は現存しない。そこで高度の近似手段として、重イオン、ヘリウム及び水素イオンを同時に照射することのできるトリプルビーム照射実験装置の整備を進めている。ここでは、その装置の特徴を述べるとともに、これを利用して行うことを予定している材料研究の紹介を行う。

論文

A Technique for observing the cross sectional damage profiles in He-ion irradiated 316 stainless steel by transmission

浜田 省三; 田中 三雄; 白石 健介

Journal of Nuclear Materials, 114, p.338 - 340, 1983/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:91.1(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉材料の照射損傷の研究において、イオン照射実験は非常に有効であるが、イオン照射によって材料中に生成する損傷が試料表面からの距離によって非常に異なったものになることに注意を要する。ステンレス鋼について、イオン照射後熱処理することなく、イオン照射によって生じた損傷組織の深さによる変化の様子を透過電子顕微鏡によって直接観察する実験技術を開発したので、実験技術の詳細について報告する。この実験技術を応用して、ステンレス鋼に1MeVのヘリウムイオンを照射した試料で損傷組織を試料表面からの深さの関数として観察した。この観察では、損傷組織は原子のはじき出しによるものと注入したヘリウムによるものとが分離でき、それぞれの分布はZieglenのイオン阻子能を用いた計算の結果とよい一致をすることが認められた。

報告書

核融合炉材料の中性子照射損傷計算

井手 隆裕*; 関 泰; 飯田 浩正

JAERI-M 6672, 41 Pages, 1976/08

JAERI-M-6672.pdf:1.13MB

中性子照射による材料のはじき出し損傷の計算方法を比較検討し、はじき出しのモデル、核反応の取り扱い方法及び使用する核データがはじき出し断面積に及ぼす影響を調べた。その結果、核融合炉では高エネルギー中性子の割合が多いのでイオン化によるエネルギー損失、弾性散乱の非等方性及び非弾性散乱の厳密な取り扱いが必要であることが示された。次に原研で予備設計が進められている核融合実験炉の第1壁材(SUS316)についてははじき出し損傷率(dpa)及び気体生成率を計算した。また超電導マグネットの安定化材(Cu)のdpaも計算した。その結果、第1壁のdpaは高速炉の破覆管に比べて大きくはないが、気体生成量がかなり大きくなることが示された。また安定化材については現在の遮蔽設計で計算されたdpa値では電気抵抗の増加が大きくなり過ぎるので、さらに遮蔽性能の向上が必要であることが示された。

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